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60年以上前の創業でブルーバードやマーチ、キューブなどを世に送り出した名門工場の閉鎖で、約2400人にものぼる従業員の雇用が消え、東京ドーム36個分(170万平方メートル)の敷地の大半が「都心50km圏の空白地」となる。
前編では、日産の追浜工場(横須賀市)の閉鎖によって、横須賀市・追浜エリアに生じる影響について考察。道路事情によって、ショッピングモールやマンション街への転換が厳しそうであることを論じた。
経営再建中の 日産自動車 が30日発表した2025年4~6月期決算は、純損益が1157億円の赤字(前年同期は285億円の黒字)だった。4~6月期決算で営業損益や純損益が赤字になるのは、コロナ禍で景気低迷が深刻だった20年以来、5年ぶりだ。
日産自動車が神奈川県の「追浜工場」での生産終了を決めたことを受けて工場がある横須賀市の上地克明市長は、地域経済に甚大な影響を与えるとして、雇用の維持などを日産に求めました。
神奈川県横須賀市の上地克明市長は29日、日産自動車が追浜工場(同市)での車両生産を2027年度末に終了することに関して、イバン・エスピノーサ社長への要望活動を実施した。雇用や関連企業への対応に加え、新たに工場の跡地活用についても求めた。同日正午過ぎ、 ...
日産が歴史ある追浜工場の閉鎖を発表。窮状を打開すべく、経営再建計画「Re:Nissan」を履行する彼らだが、事業の見直しと同時に経営陣が向き合わねばならない改革とはなにか。経営危機とリストラを繰り返してきた彼らが、本当に省察すべき課題を探る。
日産自動車のリストラ策が表面化し始めている。同社は7月15日、主力生産拠点の追浜工場(神奈川県横須賀市)での車両生産を2027年度末に終了することを発表したほか、グループの日産車体湘南工場(神奈川県平塚市)に委託しているモデルの生産も26年度末で打ち ...
神奈川県は25日、日産自動車が追浜工場(同県横須賀市)での車両生産を2027年度末に終了すると発表したことを受け、国や自治体などと「関係行政機関連携本部」を設立し、第1回の会議を開いた。日産のイバン・エスピノーサ社長も参加し「各取引先企業と1社ずつ話 ...
日産自動車は7月15日にイヴァン エスピノーサ社長が会見を実施し、経営再建計画Re:Nissanで推進するグローバルな生産拠点の見直しの一環で、同社の追浜地区にある追浜工場(神奈川県横須賀市)における車両生産を2027年度末に終了することを発表した。
三菱自動車は、水島工場(岡山県倉敷市)を一時停止。倉敷市による避難指示の発表を受けて、工場に出勤している従業員は建物の2階に避難した。なお、避難区域から外れたため、午後から順次生産を再開している。
追浜工場が立つ地には、戦前、日本海軍の航空基地があり、戦後、米軍に接収されていたのを、日産が払い下げを受けた。日本経済が高度成長期を迎えてモータリゼーションが起こることを想定して、その地に建設された追浜工場は1961年に操業を開始。乗用車専用工場とし ...
経営再建を目指し、従業員2万人の削減とともに、日産自動車のイバン・エスピノーサ社長が打ち出した大胆なリストラ策が、車両生産工場を17から10に削減することだ。当初から追浜工場はその候補と噂されてきたが、日産自動車は「まだ決まっていない」という言葉を繰り返してきた。それが2025年7月15日になって、ようやく正式発表になったというわけだ。