ある中国人女性がミラノ・マルペンサ空港で、機内持ち込みの荷物が重すぎると判断され、空港スタッフから追加料金を払うか、荷物を捨てるようにいわれた際に、あまりにも激しい怒りを爆発させ、床に転がりながら泣き叫び、足や手で床を叩く様子が、SNSで話題になった。この出来事は6月8日に発生し、現場ではほかの乗客たちが驚きながら見守っていた。 米「ニューヨーク・ポスト」紙によれば、スタッフが冷静に対応しようとし ...

反ユダヤ主義の源流には、ナザレのイエスが十字架刑に処されたのはユダヤ人のせいだとするキリスト教の思想がある。しかしイエスにその刑を科したのは、ローマ総督のポンテオ・ピラトだと新約聖書には記されている。その責任転嫁はなぜ起こったのか。米国の歴史学者ナサ ...

「犬の散歩はれっきとした犯罪だ」。イラン東部の街、マシュハド市の検察官は報道陣にそう語った。なぜイランではここまで「犬の散歩」への取り締まりが強化されているのだろうか？

6月12日に起きたエア・インディアの墜落事故では、乗客・乗務員のほとんどが死亡する大惨事となった。そのなかで、奇跡的な生存を果たしたヴィシュワシュ・クマール・ラメーシュ氏がインドの英字紙「ヒンドゥスタン・タイムズ」の取材に応じている。

インド西部アーメダバードの国際空港から離陸した直後のエア・インディア機が墜落した事故では、242人の乗客・乗務員のうち200人以上の死亡が確認されており、これは過去10年間で世界最悪の航空事故だと地元誌「インディア・トゥデイ」などが報じている。

米国のドナルド・トランプ大統領の場当たり的な外交政策を読み解くうえで、鍵となる概念は何かあるのだろうか。またその外交政策はこれまでの政権と比べて、どのような点が根本的に違うのか。元朝日新聞政治部長の薬師寺克行氏が解説する。

世界各国で盗まれたiPhoneが向かう先、中国の深圳。この深圳でiPhoneが取引されるビルに英紙の記者が潜入した。どんなビジネスがおこなわれているのだろうか。 世界中で盗まれているiPhone 日本のファストフード店では、席をとるためにテーブルにiPhoneを置いて注文しに行く人を見かける。この光景は海外ではあり得ない。ロンドンやニューヨークなど海外の大都市では油断をすればすぐにiPhoneが盗 ...

左からナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒトラー、ドイツ国防軍の陸軍将校エーリヒ・フォン・マンシュタイン、同じく陸軍将校で後にヒトラー暗殺計画を企て処刑されたエーリヒ・ヘプナー Photo by ullstein bild/ullstein bild ...

インドの高級レストラン「セレステ」で、IAS（インディアン・アドミニストレイティブ・サービス）職員とその妻が食事中に死んだ虫を発見し、豪華なダイニング体験が台無しになった。

関税措置によって世界を振り回しているトランプ大統領。彼の政策は米国経済を悪化させる一方、その孤立主義は、多国間的なグローバル化を立て直すチャンスとなり得る──ノーベル経済学賞の受賞者、ジョセフ・スティグリッツはそう指摘する。

トランプ政権の2期目が始動して以降、米国の「欧州離れ」が進んでいる。 欧州に自立を求め、NATOやウクライナ支援へのコミットを減らそうとする米国を見て、欧州各国は防衛費の増額や軍の増員へと舵を切ろうとしている。

この記事は、世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる連載「新しい“眼”で世界を見よう」の最新回です。 ハイチの経済発展を妨げた奴隷の賠償金 ...