先週札幌市で開かれた日本鉄リサイクル工業会の全国大会では、機械メーカーなどがブースを出展し自社の商品やサービスを売り込んだ。2050年のカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに向け、金属スクラップを取り巻く環境は変化しており、より高度なリサイク ...

日本橋梁建設協会（会長＝川田忠裕・川田工業社長）は6日、総会後に会見を開き、新たに会長に就任した川田会長が抱負や状況認識、方針などについて述べた。会長就任に際し「日本の橋梁技術者は世界一。この素晴らしい技術を維持するためには若い人に入職してもらう必要 ...

中国の鋼材輸出量は5月に1057万8000トンと3カ月連続で1000万トンを超えた。3カ月連続で前月より増え、過去最高の年率1億2000万トンと増勢を強めている。前年同月比9・8％増え、23カ月連続増加した。政府の景気対策に反して不動産市場がなお低迷 ...

普通鋼電炉工業会によると、2025年4月の鉄筋用小形棒鋼の国内向け出荷数量（速報ベース）は前年同月比8・8％減、前月比2・8％減の50万5153トンとなった。前年同月比は11カ月連続減となり、前月比は2カ月ぶりに減少した。

ＪＸ金属は9日、オーストラリアのレアメタル鉱床開発プロジェクトに参画すると発表した。現地企業のＲＺリソーシズが開発に向けて調査しているミネラルサンド鉱床のＣｏｐｉプロジェクトに、段階的に2000万豪ドル（約18億5000万円）を拠出して権益を5％取得 ...

全国ステンレス流通協会連合会（全ス連）が発表した、全国ステンレスコイルセンター工業会（ＪＳＣＡ）、全国ステンレス厚板シヤリング工業会（ＡＮＳ会）、商社・量販店の統計をまとめた全国ステンレス鋼板統計によると、4月の販売量は前年同月比4・9％減、前月比6 ...

ベトナムの建設用鋼材需要の回復が続いている。1月下旬のテト（旧正月）明けから大型のインフラ投資などに伴うプロジェクト向けに加えて一般住宅向けの需要が伸び、現地の鉄筋販売価格も上昇した。現地では急回復を受けてメーカー各社が出荷に追われている。ベトナムで ...

自動車用排気系部品の生産を主力とする三五（本社＝名古屋市熱田区、水野昭智社長）は9日、脱炭素社会への移行やボディー系部品のハイテン化ニーズに対応するため、福田工場（愛知県みよし市）の将来構想を発表した。工場コンセプトを、従来の排気系部品の製造から「プ ...

三菱マテリアルが銅ブスバーの製造を今年末に終えると発表してから約2カ月経つが、関東の伸銅品流通の多くは今も対応策を見つけられずにいる。同社は国内最大規模の供給量を誇り、代替可能な生産キャパを持つ国内メーカーが他にないためだ。輸入材も歴史的な円安水準が ...

日本鉄リサイクル工業会（会長＝木谷謙介、シマブンコーポレーション社長）は5日、第35回全国大会を札幌市中央区のグランドメルキュール札幌大通公園で開催し、懇親会に700人が参加した。北海道から沖縄まで全国の会員が一堂に会し親交を深めたほか、縄文芸術文化 ...

銅 JX金属は9日、6月積み銅建値をトン1万円高の146万円に改定したと発表した。指標となる海外銅相場が反発し、為替も円安ドル高に振れたことを反映。月内推定平均は145万4200円になった。 鉛 ...

東京製鉄は9日、シンガポールの有力鋼材商社であるスティーラリス社にグリーン鋼材「ほぼゼロ」の厚板を累計で6000トン販売したと発表した。同国の大型プロジェクトにも採用され、グリーンスチールの需要が着実に拡大している。