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都内で14病院とがん検診センターを運営する東京都立病院機構の2024年度決算が7月、明らかになった。医業利益は2023年度よりも44億円改善したが、680億円の赤字で、負担金・交付金を繰り入れても当期利益は239億円の赤字で、2023年度よりも56億円悪化した。医業利益と当期利益のいずれも、全14病院が赤字だ(資料は、東京都のホームページ)。
SGLT2阻害剤は以前と比べて、心・腎の分野でも中心の処方になりつつあり、いいことばかりが注目されていますが、内服する患者さんが増える事で気をつけなければならない病態が増加している事。本当に勉強になりました【腎泌尿器科勤務医】 ...
「地域の人口・医師数と医療機関機能・撤退戦略」と題して発表した国際医療福祉大学大学院医学研究科教授の石川ベンジャミン光一氏は、日本における医師分布を分析し、医師が100人以上勤務する病院は全国に509施設あり、これらが新たな地域医療構想の下で「広域的な観点からの診療機能」の核となると見通した。そこには医師の54.2%が勤務している。他方、医師数が10人未満の病院は3565施設に上り、全病院数の約半 ...
脳幹梗塞で倒れた父親の介護を通じて、地域を支える医師になるという将来像が明確になったと話す浅野先生。救急科を選択し、その面白さに目覚めていくなかで3年目から赴任したのが聖路加国際病院でした。各大学のOBをインタビューでつなぐ本企画、川崎医科大学リレー・浅野直先生編の第3回は開業に至るまでのお話。恩師との出会いから医療人としてのあり方を学んだそうです。
関西では、「灘か、東大寺か、西大和か」と言われるほどの難関校である西大和学園中学校・高等学校(以下西大和)。2025年は医学部に国公立・私立合算で述べ111名が入学、東大合格者44名のうち1名が理科三類に合格しています。設立約40年でここまで上り詰めた要因は独自の教育にあります。熱意と行動力にあふれた先生方が実践してきた、西大和学園の教育現在地をお伝えします。
仕事で嫌なことがあった時や、理不尽な目に遭った時など、身近な同僚や家族、友人に、つい愚痴を言ってしまうこと、ありませんか?今回のマンガに登場する医師、仕事にまつわる愚痴をメッセージアプリで同僚に送ろうとしたところ、どうやら宛先を間違ってしまったようで…?皆さまも送信先の誤爆にはご注意ください。
新潟県柏崎市に2024年に開院した整形外科・リハビリテーション科の「つよしクリニック」。大きな戸建てクリニックで、内部の設計では動線や設備に徹底してこだわり、満を持しての開業でした。しかし、人材確保にはそれなりの苦労を伴ったそうです。採用面接の際、津吉秀樹院長が念押しした「ある条件」とは…。
米軍基地のアイスホッケーチームで活動するという沖縄ならではの日々を送った小坂先生が、卒業後に選んだ初期研修病院は神奈川の湘南藤沢徳洲会病院でした。放射線治療医を目指しつつ、忙しさに定評のある同院を選んだ理由は、“体育会系”を自認する先生ならではのものだったようです。各大学のOBをインタビューする企画、琉球大学リレー・小坂拓也先生編の第2回は卒後の進路選択のお話からです。
低評価のクチコミがずっと残っている、ネガティブなクチコミほど「いいね」がつく、スタッフの個人名を書き込まれた、そもそもネガティブなクチコミを防ぐには——。Googleクチコミ対策に関する全3回シリーズの3回目は、こうしたよくある悩みへの対処法を一挙紹介!医療機関の集患に詳しいコンサルタントの本原勇輔さんに聞きました。
地域包括ケア推進病棟協会会長の仲井培雄氏は7月29日の記者会見で、同協会の調べでは地域包括医療病棟(以下、地メディ病棟)を持つのは全国で175病院、約9200床にとどまり、誤嚥性肺炎や尿路感染、めまい、熱発などの内科系疾患が多く、重症度、医療・看護必要度の基準を満たすことなどが難しい現状を報告した。地メディ病棟は、地域包括ケア病棟(以下、地ケア病棟)よりも、かなり高い急性機能を持つよう設計されてお ...
大阪医科薬科大学病院(大阪府高槻市)は7月22日、全894床のうち568床が集まる新本館を稼働した。2022年に先行稼働した救命救急センターやICUに加え、広々としたエントランスや入院手続きをワンストップで担うサポートエリア、診療科の垣根を越えて受診できるユニット外来などが完成。勝間田敬弘院長は「内科と外科の垣根を越えることで、昭和スタイルの医療が大きく変わる」と力を込める。
9年ぶりに母校に戻り、眼科教授として実績を上げた木内先生は、2018年に広島大学病院長に就任。病院トップとなりさまざまな改革に着手します。各医学部OBをインタビューでつなぐ本企画、広島大学リレー・木内良明先生編の最終回は現在に至るお話です。病院長として手掛けた施策、さらに現在「広島アイクリニック」眼科常勤医として地域を支える取り組みなどをうかがいました。