【AFP＝時事】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は16日、イラン最高指導者アリ・ハメネイ師の暗殺計画を排除せず、この計画は両国間の「争いを終結させる」と述べた。 ネタニヤフ氏は米ABCニュースとの20分間のインタビューで、イラン攻撃を同国の「牙を抜く」ために必要だと正当化し、ハメネイ師を「現代の（ナチス・ドイツ総統アドルフ・）ヒトラー」になぞらえた。

ロイターは16日、米国がアジアに展開していた米海軍の空母「ニミッツ」を中東に向かわせるとともに中東情勢をにらみ多数の空中給油機を欧州に派遣したと報じた。

イスラエルとイランの戦闘をめぐり、トランプ大統領が、イラン最高指導者ハメネイ師の殺害を狙ったイスラエルの計画を阻止していたと、ロイター通信が15日に報じた。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は計画の有無について明言しなかったが、イランの体制転換の可能性 ...

トランプ米大統領が、イラン最高指導者のハメネイ師を殺害する イスラエル の計画を制止したと、ロイター通信が15日に報じた。トランプ氏はイスラエルによるイラン攻撃への米国の関与を否定し、停戦合意を求める発言を続けている。

2025年6月13日の早朝未明（現地時間）、イスラエルはイランに対して軍事攻撃を実施した。作戦名は「ライジング・ライオン」（立ち上がるライオン）。この攻撃は、イラン・イラク戦争（1980～88年）以来、イランに対する最大の攻撃となった。

イスラエルのネタニヤフ首相は15日、米FOXニュースのインタビューで、イランへの攻撃が結果的に同国の革命体制の転換につながる可能性があると述べた。「イランの政権は弱体化しており、国民の支持は全く得られていない」と強調した。

イスラエルがイランの最高指導者の暗殺を計画していたことが明らかになりました。攻撃は日に日に激化して死者が増えています。 まだ日の出を迎える前のテレアビブの町にサイレンが響き渡り、地上からは、いくつもの光の玉が空に向かって放たれていくのが確認できます。

【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は１６日、イランの最高指導者ハメネイ師の殺害が「紛争を終わらせる」と述べた。

【カイロ、イスタンブール時事】イスラエル軍は１６日の声明で、「イラン各地で航空優勢を確保する活動を続けている」と表明した。１５日には、作戦開始以降でイスラエルから最も遠く離れた標的とされる東部マシャドの空港を空爆。攻撃対象はイラン全土の核や軍事施設、 ...

エスカレートするイスラエルとイランの軍事衝突について、共同通信の太田昌克編集委員はワシントンの高官への取材をもとに、今後の行方を解説した。イスラエルはイランの最高指導者、ハメネイ師を支える要石である「革命防衛隊」の司令官を真っ先に殺害した。そして今も ...

［エルサレム １３日 ロイター］ - イランはかつて、イスラエルのネタニヤフ首相を「おおかみ少年」と呼んだ。ことあるごとにイランの核の脅威をあげつらい、それを叩くと主張していたからだ。１３日の攻撃で、ネタニヤフ氏は一矢報いた格好だが、自身の政治生命の ...

イランは、アラブ諸国の仲介者を通してイスラエルと米国にメッセージを送り、敵対行為の終結のほか、核開発計画を巡る協議の再開を求める強いシグナルを送っている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が１６日、当局者の話として報じた。