自動車業界で再生部品（リマニュファクチャリング部品）を新車に組み付ける業界初の取り組みが始まった。着手したのはスウェーデンのスカニア。使用済みギアボックスを回収し、修理した後、新品部品との混流ラインで新車に搭載する。コスト削減を実証し、本格導入に向け ...

「米国第一」の旗を再び掲げた米トランプ政権は、世界経済に再び不確実性をもたらしている。荒波は日本企業にも例外なく押し寄せ、行き先も見えない。だが、日本企業はこれまで幾多の試練を乗り越えてきた。先を見据えて、根を張り、芽を伸ばし、新たな果実を実らせる。

レボインターナショナルは廃食油由来のバイオディーゼルを供給する、バイオ燃料の老舗ベンチャーだ。独自の回収ルートを持ち、国内に7カ所の引き取り拠点と82台の引き取り車両を保有しており、廃食油引き取り先は3万店に及ぶ。

勇心酒造の徳山孝仁社長にとってカリスマである先代から事業を引き継ぐ取り組みは、実際に承継がスタートする以前から始まっていた。ただ、そのためには先代の納得感が欠かせない。そこで徳山氏は先代から見て「任せても何となく進んでいる」状態を維持し、じっくりと時 ...

認知症の発症後、代わりに相続手続きを行う人を決める後見制度が2種類ある。本人の判断能力が正常なうちに契約内容を決める「任意後見」と、症状が出てから手続きをする「法定後見」だ。

「リーダーシップがある」とは、どういう意味でしょうか？　偉いとか、権力があるというだけの意味ではありません。「こうだったらいいな」という望みや、「これでいいのだろうか」という問題意識を行動に移す勇気があれば、誰にでもリーダーシップを発揮する機会はある ...

サウジアラビア中央部にある洞窟の研究から、この地域には過去800万年間に植物が生い茂る湿潤な時期が何度もあったことを示す有力な証拠が得られた。こうした時期は「緑のアラビア」として知られるが、これまでは仮説にすぎなかった。 論文 ...

僕が高校2年生のときのこと。井上靖の名作『天平の甍（いらか）』と『蒼（あお）き狼』が、相次いで文庫版で出版された。多感な高校時代、僕はスケールの大きな中国の歴史物語に一気に引き込まれて何度も読み返した。特にモンゴル帝国の創始者・ジンギス汗（かん）を描 ...

米アップルのスマートフォン「iPhone16」を分解すると、同社が大胆に設計思想を変更していることが分かった。使い捨て前提だった設計が、保守性や再利用を意識したものに変わったのだ。世界でにわかに動き出した、使用済み製品を新品同様に再生する「リマニュフ ...

創業90年の老舗米穀店がコメ不足のため一時閉店に追い込まれた。報道やSNSではコメ高騰の原因として矢面に立たされた。同業者や顧客から多くの励ましの声を受け、秋の営業再開を誓う。

日本独自の会計処理を行う「のれん」に今、大きな注目が集まっている。政府の規制改革推進会議が、日本基準ののれんの会計処理を見直す必要性について、異例の言及を行った。実現すれば、企業の営業利益に大きな影響を及ぼすことになる。国際会計基準の策定に携わった経 ...

一般にカウンセリングとは、何らかの問題を抱える依頼者に対して、専門家の立場からなされる相談援助のことをいいます。そして、その相談援助をする人のことをカウンセラーと呼びます。カウンセリングやカウンセラーが英語であることからも分かるように、そもそも欧米から入ってきた考え方です。