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2025年のM&A金額が早くも10兆円(上場企業の適時開示ベース)の大台を突破した。6月初めに発表された豊田自動織機をめぐる4兆7000億円規模の買収・非公開化案件を受け、今年の累計額は12兆円に積み上がった。年間金額は2018年の13兆8400億円 ...
富士通ゼネラルは、事業基盤の強化に向けて電子デバイス事業のポートフォリオ見直しを進めており、その一環。傘下の富士通ゼネラルエレクトロニクス(岩手県一関市)が手がける産業機器向けのパワーモジュール事業を、半導体メーカーのインドL&T ...
トヨタグループが源流企業である豊田自動織機 <6201> の非公開化に乗り出した。表向きは資本効率の改善や株式持ち合い解消だが、その背景には、短期的な市場の論理から脱し、創業家の長期ビジョンを軸とした「一枚岩経営」への回帰という深層がある。グループの再編を主導するのはトヨタ会長で創業家出身の豊田章男氏。祖業に自ら出資しオーナーとして再び前面に立つ今回のTOB、その狙いは?
学習塾「第一ゼミナール」や通信制高校を展開するウィザスは、国内投資ファンドの日本産業推進機構(NSSK、東京都港区)のTOB(株式公開買い付け)を受け入れて株式を非公開化する。人口減少や少子化、オンライン化の加速、生成AI(人工知能)の普及など、教育 ...
建築金物メーカーのダイケンは、精密板金加工と自転車駐輪機の生産を手がける三木製作所(堺市)を子会社化し、西日本地域での駐輪機の生産体制を整えるほか、自社の商品アイテム数を増やす狙い。三木製作所は1968年設立で多品種少量生産を強みとしている。同社は売 ...
NTTとSBIホールディングス(HD)が急接近――。両社は5月29日、資本業務提携を発表した。双方が培ってきたデジタル技術と金融サービスを融合させ、幅広い領域で協業関係の構築を目指す。
売り上げが伸びている部品加工事業やSIer(システムインテグレーター=ITシステムの企画から運用、保守までを一括して請け負う事業)を手がけている子会社のエンシュウコネクティッド(浜松市)への人員の再配置や、ロボットや搬送装置などを手がける企業や事業の ...
化学品や住宅などを手がける積水化学工業 <4204> は、狭小地での建築実績を持ち首都圏で不動産事業を展開するベンハウス(横浜市)を子会社化した。
カーボン素材を使用したΣ-1は翼部分が折りたたみ式で、ヘリコプターのように垂直に離陸した後、空中で翼が開きます。滑走路が不要なため、例えば海上保安庁の巡視船から飛び立ち、状況を確認する、浮き輪を届けるといった任務をこなせます。準備と飛行を二人で行うこ ...
インドの自動車部品大手、サムヴァルダナ・マザーサン・インターナショナルが、経営再建中のマレリホールディングス(HD)の買収に向けて動き出した。債権者集会で提案された私的整理案では、マザーサンが主要スポンサーとなり、邦銀を中心に支持を集めている。買収が実現すれば、マザーサンは世界の自動車部品業界で存在感をさらに強めるとともに、電気自動車(EV)シフトへの対応力も一段と高まる見込みだ。
2025年の建設・不動産業界におけるM&Aは、件数では前年の2024年を上回る勢いを見せている一方で、取引総額は大幅に減少している。上場企業に義務づけられている東証の適時開示によると、2025年1月から5月までの5カ月間に公表されたM&Aは25件に達 ...
NTTドコモが“銀行空白”状態をついに解消する。住信SBIネット銀行を買収することになったためだ。取得金額は約4200億円で、ドコモとして最大のM&A。携帯大手4社で唯一、傘下に銀行を持っていなかった同社にとって、「ドコモ経済圏」拡大に向けて悲願の銀 ...
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