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トヨタ自動車など14社が参画する「自動車用先端SoC技術研究組合(ASRA)」は先ごろ、車載半導体の通信規格を国際的な標準化団体に提案した。半導体同士をつなぐ通信方式を早期に定めて、複数チップを組み合わせる次世代品の開発を急ぐという。
シンガポールに本拠を置くOSATのUTACは、パワーやアナログ半導体市場を含む市場低迷の影響を受けつつも研究開発や能力増強に注力している。AIによる生産自動化も推進する。シニア・バイスプレジデントでセールス&マーケティング担当のジョナサン・アベラ氏に ...
InPウエハー、輸出規制に改善の兆し対日輸出で初の大型認可、米国企業も出荷再開<br /> 通信の高速化を実現するため、光通信デバイスに不可欠なインジウムリン(InP)ウエハーの需要が急増している。だが、中国政府がガリウム(Ga)やゲルマニウム(Ge ...
自動車産業は巨大市場を構築しており、製造業としては世界トップの400兆円となっている。しかしながら、台数ベースでは年間出荷1億台を割り込んでおり、今後も微増または横ばい、さらには一部下降も予想されている。
国内プリント配線板などの専門展示会「電子機器トータルソリューション展2025」(JPCA Show ...
日本の半導体後工程産業がにわかに注目を集めている。きっかけは2025年4月に発足した「日本OSAT連合会」だ。半導体サプライチェーンの安定化が求められるなか、前工程では国内でも大型投資案件が立ち上がり、大きな注目を集めている。一方で、後工程はIDM、 ...
熊本県のロング取材サーキットに出かけていた。半導体フィーバーは、いまだに続いている。台湾TSMCの第2工場建設は一時的にストップしているものの、ソニーの大型工場建設、東京エレクトロン九州の新開発棟建設、さらには荏原製作所の新工場建設などが相次いでおり、街全体が活気に溢れているのだ。
半導体産業は新たな成長ステージに突入しています。データセンターなどのクラウド分野からスマートフォンなどのエッジ分野まで、あらゆるところでAIの搭載が進んでいます。膨大なデータ処理を行ううえで半導体の高性能化は不可欠で、当面の成長ドライバーになると期待されています。<br />  経済安全保障の観点から半導体を戦略物資と位置づける動きが進み、各国各地域で半導体産業に対する大型支援も進んでいます。自国 ...
今回で第26回を迎える「半導体・オブ・ザ・イヤー2020」は、半導体デバイス部門、半導体製造装置部門、半導体用電子材料部門で選定いたしました。2019年4月~2020年3月の間に新製品(バージョンアップ等を含む)として発表された製品・技術、および本紙で紹介された新製品の中から本紙記者 ...
HDD(ハードディスク装置)の次世代記録技術が2019年に相次ぎ登場する。次世代技術として開発が進むのがMAMR(マイクロ波アシスト記録)とHAMR(熱アシスト記録)だ。米国のWestern DigitalとSeagate Technology、さらに東芝を加えたHDDメーカー3社が新技術でしのぎを削る。