電気自動車 （EV）などの製造に欠かせない レアアース （希土類）について、インド政府が同国の資源開発公社「インディアン・レアアース（IREL）」に対し、日本への輸出を停止して、国内供給に回すよう求めた。ロイター通信が13日、関係者の話として報じた。

インド政府が、国営レアアース（希土類）会社ＩＲＥＬに対し、日本向けの輸出を一時停止し、国内への供給を確保するよう要請したことが関係者の話で分かった。レアアースのサンプル、米カリフォルニア州のモリコープで２０１５年撮影（２０２５年　ロイター/David ...

中国がレアアース（希土類）の輸出規制で米国や欧州、日本に揺さぶりをかけている。15年前の尖閣諸島を巡る対立でレアアース危機が叫ばれたが、その教訓は十分に生かされてない。「レアアース磁石の輸出手続きが進まない」。中国政府が対米対抗措置として4月4日にジスプロシウムなどレアアース7種類を輸出規制の対象にすると、各地の港湾当局は車やハイテク機器、兵器に使うレアアース磁石の輸出を制限した。まるで20 ...

日本政府と企業はレアアースの代替材料と削減技術の開発、調達先の多角化、リサイクル技術と備蓄制度の確立で難局に対処。中国の輸出規制は世界貿易機関（WTO）協定違反だとして米国や欧州連合（EU）と協力して提訴し、14年に中国の違反が認定されて輸出枠などは撤廃された。

レアアース（希土類）不足が大きな問題になりました。中国と米国による駆け引きの状況を整理しつつ、レアアース不足の解消に向けた技術開発の動きを紹介します。中国の輸出規制は「警鐘」米中両政府は2025年6月9日から閣僚級協議をロンドンで実施してきました。英The Guardian（ガーディアン）は同月11日、中国によるレアアースの輸出規制を巡る枠組みで合意したと報じました。記事によると、米商務長官 ...

トランプ米政権は、国家安全保障上重要と位置づけるレアアース（希土類）関連事業を優先し資金を投入するため、冷戦時代に制定された「国防生産法（ＤＰＡ）」に基づく緊急権限を活用する計画を策定中だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

米中が先週ロンドンで開催した通商協議では、国家安全保障に関わる輸出規制の重要な分野が未解決のまま残されており、より包括的な合意を脅かす争点になっていると、協議の詳細について説明を受けた関係者２人がロイターに語った。写真は米中協議の開催場所となったラン ...

米国が対中関税を145％に引き上げ、トランプ政権の当局者が交渉での優位性を強調する中で、中国は形勢を逆転させる行動に出た。情報通信機器や電気自動車など、現代社会に不可欠なレアアース（希土類）の輸出を実質的に停止したのだ。

イギリスのロンドンで行われたアメリカと中国の貿易協議の結果を受けて、中国側のレアアースの輸出再開の許可に6か月の期限が設けられるとアメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。

ドナルド・トランプ米大統領は10日、米中が貿易休戦の条件で合意したと明らかにした。交渉は今週ロンドンで2日にわたって行われ、中国が輸出するレアアース（希土類）磁石が焦点だった。レアアース磁石は硬貨ほどの大きさしかないが、自動車モーターや産業用ロボット ...

[北京 １２日 ロイター] - 中国政府は２日、レアアース（希土類）の輸出規制強化を続ける立場を明確にした。商務省の何亜東報道官が定例記者会見で明言した。

【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは１１日、中国が米自動車メーカーに対するレアアース（希土類）の輸出許可について、６カ月の期限を設けると報じた。米国は中国向け航空機の輸出規制を緩めることで合意したとされるが、中国は期間を設けること ...