史上3番目となる恒星間天体「3I/ATLAS」が注目されている。 米航空宇宙局（NASA） が7月2日（米国時間）、この太陽系外から飛来した天体の発見を 明らかにした のだ。

史上3例目の恒星間天体「アトラス彗星」（3I/ATLAS）が発見された。直径20kmほどとみられ、過去の2例よりもかなり大きい。11月中旬ごろには明け方に13等程度で観測可能になりそうだ。

In July 2025, astronomers identified an exceptionally rare interstellar comet currently speeding through our Solar System. The object has been designated 3I/ATLAS and is only the third confirmed ...

3iは赤いとは言っても過去に発見された「非常に赤い」小天体と比べると穏やかな色指数を示しており、この部分においては極端さは存在しません。 3iの色を過去の事例と比較すると、オウムアムアやボリソフ彗星と誤差の範囲で一致することが分かりました。

現時点の予測では、ATLAS彗星は2025年10月2日に火星へ約3000万kmまで最接近した後、同年10月29日には太陽から約2億kmの距離まで最接近します。太陽の重力に引っ張られるため、その時には太陽に対して68.3km/sの速度に達しているでしょ ...