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再来年のNHK大河ドラマは幕末の幕臣で日本の近代化に尽くした小栗上野介(忠順(ただまさ))が主人公だ。月刊朝鮮編集長の裵振栄(ペジニョン)氏が連載コラム「編集長の手紙」(7月号)で小栗忠順を取り上げた。わざわざ日本の大河ドラマを紹介しようというのではない。大統領選で壊滅状態になった韓国保守はどうすべきかを問うている。
なぜそんな状況に陥ってしまったのだろうか。一言で「思想と理念の不在」を挙げた。韓国経済新聞の主筆を務め、現在はネットメディア主宰の鄭奎載(チョンギュジェ)氏は「(保守野党の)国民の力は保守的価値がない、ただの地域政党、慶尚道政党になり下がった」と言う。確かに、かつては朴正熙大統領はじめ政界の保守本流を輩出したのは慶尚道だった。その上に胡坐(あぐら)をかいていたことで、肝心の理念や政策を打ち出すこと ...
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