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フランスではメルコスルとのFTAについて農業分野の抵抗が強い(スペインとの国境での抗議活動、24年11月)=ロイター欧州連合(EU)はブラジルなどで構成するメルコスル(南米南部共同市場)との自由貿易協定(FTA)を巡りフランスの農業団体をなだめ、仏政 ...
フランスのフランソワ・バイル首相は28日、SNSで「価値と利益を守るために団結した自由な人々の同盟が、ついに屈服を選んだ暗い日」と批判。ベンジャマン・アダド欧州問題担当相も「米国は経済的な強制とWTO規則の無視を選んだ」と述べ、米国との対抗姿勢を維持 ...
【ストックホルム=南毅郎、パリ=北松円香】欧州の極右政党が米国との貿易交渉の合意を一斉に批判している。英国より高い関税での妥結となり、対米感情の悪化で共感を得やすいためだ。欧州の安全保障に不可欠な米国との関係を優先した欧州連合(EU)の決断が域内の分 ...
【7月29日 AFP】フランスのフランソワ・バイル首相は28日、米国と欧州連合(EU)の関税合意について、「暗黒の日」であり「屈服」に等しいと非難した。フランスの他の政治家もこの合意を激しく批判した。
欧州連合(EU)は今週、米国との貿易戦争を土壇場で回避したが、両者の合意に対する市場の否定的反応と批判の高まりにより、大西洋を挟んだEUと米国との関係に再び安定がもたらされるという初期の期待は消滅した。
アメリカがEU=ヨーロッパ連合からの輸入品に15%の関税を課すことで合意した関税措置についてEUは概要を公表し、アメリカからEUに輸入される自動車などの工業製品への関税を撤廃すると明らかにしました。
EUは、トランプ氏による関税措置に対抗するため、競争力強化、単一市場の拡充、米国以外との貿易協定の締結を柱とする方針を掲げている。しかし、これらの目標を実現するには加盟国の結束が不可欠であるにもかかわらず、しばしば足並みがそろわないというのが実情だ。
欧州銀行監督機構(EBA)は1日、欧州連合(EU)域内の銀行が地政学的緊張や貿易摩擦による深刻な景気後退にも耐えうる健全性を維持していると発表した。これは64行を対象に実施した最新のストレステストの結果によるもので、うち51行はユーロ圏の銀行。
イエロニムス氏はロイターに対し、米国が化粧品を含むEUからの大半の輸入品に15%の関税を課すとする27日の合意について「良い取引だとは思わない」と指摘。「ロレアルが恩恵を受けられるような抜け穴があるかどうかを調べるため、欧州の全ての首脳や貿易交渉担当 ...
EUでも「自国ファースト」を掲げる極右の政治家が台頭してきた。グリーンやダイバーシティ政策をスケープゴート化し、支持を集める。EU政治に詳しい、臼井陽一郎・新潟国際情報大学教授は「グリーンをスケープゴートにしてはいけない」と指摘する。(オルタナ輪番編 ...
【パリ時事】米国と欧州連合(EU)の関税合意を巡り、フランスのアダド欧州担当相は28日、「一時的な安定をもたらすが、バランスを欠いている」とX(旧ツイッター)に投稿し、EUに不利な内容だと不満を表明した。バイル首相も「利益を守るための同盟が屈服を決めた暗い日だ」と、失望を隠さなかった。