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2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した、「東京女子医大事件」の第27回公判が6月20日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれ、左陪席の裁判官交代に伴い、被告医師2人の弁護人が弁論の更新を行い、これまでの公判での証言内容を踏まえ、「2人の医師だけを起訴することは許されるのか」「本件起訴は明確に誤っている」などと異口同音に問題視した。
近畿大学医学部の大塚篤司氏が今年4月、『医師による医師のためのChatGPT入門 臨床・研究を変える究極のプロンプト500選』(医学書院)および『皮膚科の診断に迷ったらChatGPTに全部聞いちゃえ!』(中外医学社)を上梓し、即戦的な内容が医師の間でも話題となっています。
個人的な体験として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生は、今でも昨日のことのように思われるが、社会的な体験としては、はや5年を経過し、様々な分野における検証や振り返りが行われ、一般に公開されるようになってきている。映画界にも、このような潮流が到来しているが、映画製作には大体4,5年ぐらいかかると考えれば、時期的にも妥当であろう。
「最も尊敬するのは祖父」と語る隆平氏。祖父は、おもと会グループの初代として、1959年に大浜外科医院を開設した大浜方栄氏だ。沖縄県医師会会長、参議院議員も歴任した方栄氏は、2009年のおもと会の50周年記念誌に掲載されたインタビューで「迷ったら進む、闘いの半世紀でした」と語っている。
ごくたまに、医師を神格化し心酔する患者さんに出会うことがあります。そんなとき、皆さまはどのように感じ、どう対応しているでしょうか?今回は「患者さんからの熱烈な信頼」をテーマに意識調査を実施しました。医師兼医療ライターの和田蔵人がレポートします。
ビタミン剤の盗難疑惑を機に、退職代行を使ってクリニックを去ってしまった看護師の早乙女さん。彼女にひそかに恋心を抱いていた山田先生は――普通の勤務医だった鈴木先生が立派な院長を目指す物語。一筋縄ではいかない開業医の毎日、元同僚・山田先生のサイドストーリーにもご注目を。どうぞご笑覧ください。※このマンガはフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません ...
もうすぐ夏の甲子園出場に向けた地方大会が各地で本格的に始まる。夏の風物詩として多くのファンをひきつける一方、近年は暑さ対策や球数制限といった球児の健康を守る取り組みの重要性が増している。高野連が検討している7イニング制について、m3.com医師会員に聞いたところ、賛否が拮抗し、わずかに反対が賛成を上回る結果となった。熱中症や肩・肘などの負傷を懸念する声が多く寄せられたが、ルール自体の変更に対しては ...
日本病院団体協議会は6月20日の代表者会議で「骨太の方針2025」について議論し、記者会見した議長の望月泉氏は社会保障関係費の伸びの要因として脚注に「高度化」と記載されたことについて、「医療費が上がる要因は高齢化だけでなく高度化が大きな要素。これが入ったことは(議論で)評価された」と話した。
この2月以降、社会保障改革について協議を重ねてきた自民・公明党、日本維新の会は6月11日、「3党合意」を取りまとめた。合意内容は、OTC類似薬の保険給付のあり方の見直し、新たな地域医療構想に向けた病床削減(約11万床)など、6項目で構成される。日本維新の会の実務担当として協議に携わった医師の阿部圭史氏に、今回の3党合意への受け止めなどを伺った。
念願の海外留学の切符を手中にした意外なきっかけとは…。大学の出身者が、大学時代やこれまでのキャリアを振り返りって語り継ぐ「大学別リレー」。藤田医科大学岡崎医療センター呼吸器外科教授の須田隆先生は、あえて命に直結する外科医を選び、なかでもがんの治療がしたいと呼吸器外科に邁進します。憧れだった留学生活で得た喜びと苦労について振り返っていただきます。
感じの悪すぎる県職員が再び医局に…思わず警戒する村田教授ですが――限界医局で奮闘する村田教授と、個性豊かな医局員たちの毎日を描く連載「村田教授と愉快な医局員たち」。どうぞお楽しみください。
新潟県内で11病院を運営するJA新潟厚生連は6月19日、2024年度決算で純損益が30億2000万円の赤字となったと公表した。2024年8月時点では73億9000万円の赤字を見込んでいたが、医師の手当やボーナスカットなどの緊急対策に取り組み、赤字額を約44億円減らした。2025年度は自治体からの支援を得るほか、病床削減や収益改善に取り組み、赤字額の半減を見込んでいる。
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