トランプ氏からジェフリー・エプスタイン氏への手紙の存在を報じたウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）を米大統領自ら、1.5兆円規模の損害賠償を求める「名誉棄損訴訟」に訴えるとしたものですが、WSJ側は全く筆鋒の鋭さが鈍っていません。

アメリカで、性犯罪者として登録されていた資産家ジェフリー・エプスティーン元被告（故人）に関する情報の公開を求める声が高まるなか、連邦議会下院のマイク・ジョンソン議長は22日、下院の早期休会を宣言した。情報公開を迫る議会の動きを停滞させる狙いがあるとみられる。

NYTは今回の件が共和党内の分裂の深刻さを露呈していると指摘した。トランプ大統領を困惑させ、MAGA支持層（トランプ大統領の強硬支持基盤）を刺激する問題に対し、再び政治的リスクの高い採決を回避しようとする共和党議員の姿勢により、下院が事実上機能不全に陥っていると報じた。

米国のマイク・ジョンソン下院議長は、ドナルド・トランプ大統領に圧力をかけるとされる「エプスタイン・ファイル」の公開に関して、当面は採決を行わない方針を示した。

House Speaker Mike Johnson on Tuesday (July 22) said he would send lawmakers home a day early for a five-week summer recess ...

米国下院議長のマイク・ジョンソンは、ジェフリー・エプスタインの調査に基づいて行動するというプレッシャーを拒絶し、代わりに、週の立法上の議題が投票を求めている共和党のメンバーによって覆われた後、ワシントンから1か月間の休憩のために早めに家に帰りました。

また7月17日には、マーク・ビージー下院議員（民主、 テキサス州選出）が「顧客リスト」およびエプスタイン関連文書・ 資料の全面公開を求める決議案を上程した。