[２１日 ロイター] - インド証券取引委員会（ＳＥＢＩ）は２１日、米自己勘定トレーディング会社ジェーン・ストリートに対する取引規制を解除したと発表した。同社が５億６７００万ドルをエスクロー口座に預託したことを受けた対応。

米自己勘定トレーディング会社ジェーン・ストリート・グループのオフィス内には、第二次世界大戦時のスローガン「口は災いのもと」と書かれたポスターが長年、貼られていた。ウォール街で最も収益性の高い企業の一つである同社が機密保持の重要性を従業員に知らしめるものだ。

（ブルームバーグ）： 米自己勘定トレーディング会社ジェーン・ストリート・グループは、インドの証券規制当局であるインド証券取引委員会（ＳＥＢＩ）の命令に従い、484億ルピー（約830億円）を地元銀行のエスクロー口座に預け入れた。

Investing.com- ジェーン・ストリートはインドの証券規制当局に約4,843.5クロールルピー（5億6700万ドル）をエスクロー口座に預託し、これによりインド市場での取引業務を再開できるようになると、マネーコントロールが月曜日に報じた。