Nuacht

KASAは、東京とモスクワを拠点に活動する建築家ユニット。その初の個展では、国籍も性別も異なるふたりの「ものさし」と「まなざし」との間に生まれる往復運動、KASAのこれまでの歩みを主にドローイングとテキストで綴る。
Soviet era theme parkVSHVは1939年、華々しく幕を開けた。ここでアピールされたのは、豪華さと国内全土のコルホーズの成功。パビリオンは地理別に展開され、ウクライナ共和国、白ロシア共和国、アルメニア共和国などのソ連の共和国の経済発展が来場者に紹介された。
モスクワ地下鉄の路線図の真ん中には、12駅からなる市の中心部を縁取る環状線があり、そこを列車が絶え間なく走っている。第二次世界大戦後に建設されたため、ソ連国民の戦争の栄光を賛美する装飾が多い。環状線のほぼすべての駅が、歴史的建造物として認識されている。見学するには ...
サハ共和国の行政中心地ヤクーツク市からエヴェンキ民族ウルス(地区)までの飛行機は、週に2~3便出ているだけ。地元の住民は、飛行機に乗ってきた親戚を出迎えるため、車でそのまま滑走路に入る。ここでは誰もが顔見知りで、見知らぬ人が訪問すると、1時間後にはすべての村で知られる ...
200以上の写真を掲載した一冊の本が、ソビエト時代のバス停という隠れた建築の至宝に光を当てている。実用的なものが、美しく詩的で、並々ならぬものへと姿を変えた。
世界中で有名な19世紀のロシア・クラシックから、国民になじみ深いソ連の曲や実験的なコンテンポラリーまで、ロシアの作曲家の必聴作品を、ロシア・ビヨンドが独自にランクづけし、特集する。
ロシア・ビヨンド(Russia Beyond)は、ロシアに関心をもつ人々の世界最大のコミュニティです。 私たちの使命は、世界中のユーザーがロシアについてより多く知るのをお手伝いすることです。私たちはロシアの文化、歴史、料理、ビジネスチャンスについて話し、ロシア旅行のプランを手助けし ...
モスクワ最重要かつ最もフォトジェニックな観光名所、聖ワシリイ大聖堂が、7月12日、創建455年を迎える。8つの事実をもとに、その数奇な歴史を振り返る。
この湿原を世界自然遺産に登録しようという計画も存在する(現在は暫定一覧表記載遺産になっている)。というのもこの沼はこの地球にとって重要なものだからだ。この湿原は巨大な淡水の水源であり、この地域に80万を越える湖が存在している。しかし、最も重要なことは、この湿原が地球 ...
低予算住宅「フルシチョフカ」の初期のモデルがモスクワに現れたのは1940年代終盤のことだ。しかしその大規模な建設が始まったのは1950年代後半、ニキータ・フルシチョフの時代だったことから、これらの住宅はその名をとって「フルシチョフカ」と呼ばれるようになった。
オクローシカは細かく刻んだ新鮮な野菜に冷たい汁をかけたスープで 、昔はキュウリかキャベツの漬け汁をかけていたが 、クワスがオクローシカの伝統的な基本材料とみなされている。今では、ケフィール、ヨーグルト、ミネラルウォーター、さらにはビールまで用いられてる。オクローシカ ...
構造的には、ココシニクは厚手の紙でできた軽い扇の形をしており、金属のようなリボンや、帽子やヘアネットに冠が縫い付けられたりしている。そのベースには、キャンバスか厚紙でできた堅固な表面に糊付けされるかキルティングされた、ダマスク織りとビロードの組み合わせ、または ...