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スマートフォンを用いて自宅で実施できる免疫便潜血検査(FIT)は、検査室で行う従来のFITと同程度の診断性能であることが示された。結果は5月20日、ClinicalGastroenterologyandHepatology誌オンライン版に掲載された。
2024年度診療報酬改定では急性期病棟の施設基準が厳格化し、最上位の入院料である「急性期一般入院料1」(看護配置7対1)を算定できなくなる病院が相次ぐなど、急性期病院としての生き残りに向けた動きが注目されました。もっとも、厳しい競争にさらされているの ...
経済的・精神的に自立できていない子どもを親が支えている、いわゆる「8050問題」が社会的にも問題となっています。訪問看護の現場でも、高齢者宅に働いていない子どもがいるケースは決して珍しくありません。学生のころから引きこもっていて一度も働いたことがないというケースや、親の高齢化に伴い子 ...
イタリアCattolicadelSacroCuore大学のLucaRicheldi氏らは、特発性肺線維症(IPF)患者にホスホジエステラーゼ4B阻害薬のnerandomilastを52週間投与する第3相臨床試験を行い、nerandomilastはプラ ...
第100回日本結核・非結核性抗酸菌症学会学術講演会(会期:2025年6月6日~7日、開催地:横浜市西区)で、吉島病院(広島市中区)呼吸器内科の尾下豪人氏は、肺MAC症患者の治療開始前の健康関連QOLが、難治化の予測因子となり得ることを発表した。また、 ...
2025年6月15日、都内で開催された「薬経連フォーラム2025」で、厚生労働省保険局医療課薬剤管理官の清原宏眞氏が「2026年調剤報酬改定に向けて」をテーマに講演した。26年度調剤報酬改定全般について、薬局経営にとって「はっきり言って厳しい」との認識を示した他、後発医薬品調剤体制加算の意義について触れ、「不要になったわけではない」と語った。 講演の中で清原氏は、全国的に患者数や外来件数が減少する ...
10〜19歳の人口の約7人に1人がメンタルヘルスの問題を抱えていると言われているが、この問題は依然として十分に認識されていない。思春期における精神疾患の罹患率や死亡率を減少させるためには、早期介入と適切なマネジメントが重要であり、AIの活用による貢献 ...
カナダToronto大学のChe-YuanWu氏らは、チオトロピウム吸入薬のような長時間作用性抗コリン薬(LAMA)が高齢の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の認知症リスクに与える影響を、長時間作用性β2刺激薬+吸入ステロイド薬(LABA+ICS)と比 ...
全6回にわたって、「明日から使える!」を合言葉に、“普通”の研修では学べない知識と技術をぎっしり詰め込んだ救命救急・総合診療系セミナーである「ERアップデートセミナー」のご紹介をしています。「その2」「その3」に引き続き、「その4」となる本稿でも、本セミナーの特色をお届けします。今回は… ...
関税交渉の一環か、米トランプ大統領が日本における米国車の販売台数の少なさを問題視する発言をしている。確かに、日本経済新聞(外部リンク)の記事によれば、2024年の米国車の新規登録台数は約1万6700台。同じ1年間における国内の新車販売台数(442万台)の、わずか0.4%にとどまる。
ボクには尊敬する人が何人かいるが、その一人、Yさんは医療とは全く関係のない部品メーカーの会長さんだ。酒を飲むとすっかり“ダメおやじ”になってしまうが、普段はダンディーな70代の敏腕経営者である。そのYさんと、ゴールデンウイークに久しぶりに飲んだ。たわ ...
私が所属する広島大学救急集中治療医学では、研修医向けに月1回、第4土曜日の午後にオンライン勉強会「救急レジゼミ」を開催している。私は立ち上げメンバーの一人でもある。勉強会がスタートしてから5年がたち、今まさにコアメンバーの代替わりが進みつつある。運営 ...