――修斗フライ級の動向でいくと新井丈選手が正規王者、関口祐冬選手が暫定王者で、5月に予定されていた統一戦が新井選手の怪我で流れています。ベルトを目指すものとして複雑な心境はありますか。

当初はキルギス国籍で戦っていたフィジエフだが、父の生まれたアゼルバイジャンの旗の下オクタゴンで戦うようになって久しい。そのフィジエフにルーツのとなる国での試合に向けて心境を尋ねた。

高岡がプレスをかけると、亮我が速いワンツーを放つ。左ジャブを突く高岡。パンチの交錯から亮我がダブルレッグでドライブした。ボディロックで組まれた高岡が立ち上がって切り返す。しかし亮我が左腕を差し上げている。右腕でワキをすくった亮我が、再び高岡をケージに押し込んで行く。高岡は差し替えることができない。右腕を差し上げながら左アッパーを叩きこむ亮我。胸を合わせた亮我が両ワキをすくうと、高岡が離れる際にヒザ ...

サウスポーの松浦が左インロー。南風原はスイッチしながら左右に回る。ローの交錯から松浦が左ストレートを伸ばした。さらに左前蹴り。南風原は下がりながら右ストレートを打ち込む。南風原が松浦の左をかわし、ボディロックでテイクダウンする。すぐにマウントを奪取した南風原。しかし松浦がトップに回ると、南風原が下から足を上げて三角絞めをセットアップ。松浦がスラムで叩きつけて来ると、頭を抑えていた南風原がそのまま三 ...

平川の左をかわした山野邉がボディロックで組み、離れる平川に左ハイを放つ。打ち終わったところに平川の右で山野邉がダウン。平川がパウンドの追撃を浴びせようとしたところで、山野邉のセコンドがポールを投入した。

大沢がプレスをかけて右カーフを蹴る。祖根は左右フックを振ってからダブルレッグで組みつくも、倒せずブレイクに。リング中央で右カーフ、右ローを浴びせる大沢。祖根は「効いていない」と挑発する。祖根が組んでコーナーに押し込むもブレイクが掛かった。大沢の左をかわした祖根がボディロックで組んだが、これも大沢が耐えた。

サウスポーのサディコフがジャブ・右フックからインロー、モッタも左フックから前に出る。サディコフは左ミドル、右のかけ蹴り、インロー。モッタも強烈なインローを蹴り返す。サディコフはワンツーから左ミドル、モッタも右ミドルを蹴り返す。サディコフが左ストレートで飛び込むと、モッタは左フックを打ち返す。サディコフはコンパクトなワンツー、モッタの右の蹴りに左を合わせ、左ミドルと左ストレートを打ち込む。

ムサエフのUFC初戦は+140のアンダードッグに。シングルレッグからムサエフをケージに詰めたオロルバイが、櫓投げの要領で持ち上げる。バランスをキープし、テイクダウンを許さなかったムサエフだが、続く左ローにテイクダウンを合わされてガードを強いられる。ケージに押し込まれ、ガードを開くとムサエフは蹴り上げを捌かれスクランブルでバックを取られる。

ジャブを伸ばすパク・ジュンヨン。ヌルディエフはボディストレートを繰り出し、ローを蹴っていく。独特の距離の詰め方を持つパク・ジュンヨンは、すっと入って首相撲へ。離れたヌルディエフがワンツーを当てる。そのワンツーからアッパーを入れるヌルディエフに対し、パク・ジュンヨンはジャブから右を狙う。ワンツーのパク・ジュンヨンに対し、右ストレートを入れたヌルディエフがパンチとローのコンビを決める。パク・ジュンヨン ...

スイッチスタンスのナイモフ、グラッドは右ローを蹴る。グラッドも構えを変えて、蹴りから右を振るう。後ろ回し蹴りを軽くかわしたナイモフが右カーフ、続くスピニングヒールキックがグラッドの側頭部を捕らえ動きが止まる。すぐさま組みに切り替えテイクダウンを決めたグラッドだが、ナイモフもすぐに立ち上がる。

エリオットが立ち上がると、ソクヒョンがそのままバックについてグラウンドに持ち込む。ソクヒョンはグラウンドでバックコントロールして強烈なパンチとヒザ蹴りを入れる。一度は立ち上がるエリオットだが、ソクヒョンは再びエリオットをテイクダウンしてRNCへ。

マクスンはジャブを細かく突いて右ストレートを当てると、ウランべコフがダブルレッグでマクスンをケージに押し込む。ウランべコフは右腕を差して押し込み、左手で細かいパンチを入れる。離れたマクスンはワンツー、ウランべコフもワンツーと左フックを当てる。マクスンがワンツーを打つが、その打ち終わりにウランべコフが右ストレートを当てる。