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住田町は今月から来年2月まで毎月1回、商工業や農業の後継者に関する相談窓口を世田米のイコウェルすみたに開設する。人口減少、少子高齢化によって町内でも既存事業の担い手が課題となる中、事業承継をサポートすることで地域経済を支えていく。 全国的に商工業、農業を含む事業後継者不足が課題として浮かび上がっている背景を踏まえた対応で、これに先だって昨年度、町内181の商工業者、134の農業者を対象にアンケート ...
7月30日にロシアのカムチャツカ半島付近で発生した巨大地震に伴い本県沿岸などに出された津波注意報は、31日午後4時30分に解除された。長時間にわたる注意報に気仙では警戒が続き、住民生活や産業など多方面に影響を及ぼした。今後、調査が本格化していく海上の養殖施設への被害も懸念される状況となっている。31日午後5時現在、津波にかかる人的被害は確認されていない。(3面に関連記事) ...
陸前高田市高田町の和野七夕祭組(及川洋太郎会長)は、旧森の前七夕祭組から譲り受けた山車を改修し、8月7日(木)の「うごく七夕」で運行する。東日本大震災後に支援によって造られた山車で、和野のメンバーは本番当日、新たな山車に華やかな飾りを施し、解散した森の前の関係者や復興支援者らの思いも受け止めながら、震災後の街を練り歩く。(阿部仁志) ...
昭和33年創刊。岩手県気仙地方、大船渡市と陸前高田市、住田町をエリアとした地域紙。
国立研究開発法人水産研究・教育機構水産資源研究所は、8~12月における道東~常磐海域でのサンマ長期漁海況予報を発表した。漁場は日本近海から離れた公海が中心となり、来遊量は昨年と同じく低水準となる見通しだが、魚体の平均体重は上回る予測。大船渡市魚市場における令和6年度の水揚げ量は、2年度以来の5000㌧に到達し、数量、金額とも本州トップを維持する中、関係者らが本州一の誇りをかけて漁に臨む準備を進めて ...
県と大船渡市、住宅金融支援機構による大規模林野火災の被災者を対象とした住宅再建支援制度説明会は29日夜、市役所で開かれた。火災に伴う新たな支援制度だけでなく、住宅建築に関連するさまざまな助成メニューが示され、個別相談の時間も設けられた。住宅再建への相談が本格化した一方、被災した土地が土砂災害特別警戒区域に入っているケースもあり、個別相談に臨んだ住民からはさまざまな不安が寄せられた。説明会は、8月4 ...
プロ野球イースタン・リーグ(2軍)の楽天イーグルス―東京ヤクルト戦(㈱楽天野球団主催、陸前高田市共催)は27日、同市の高田松原運動公園第一野球場「楽天イーグルス奇跡の一本松球場」で行われた。同市での楽天2軍戦は今年で4度目。2067人が観戦し、プロ選 ...
気仙でも6月に2件の人身被害が発生するなど、県内では死亡事故を含むツキノワグマによる人身被害が多発。住家付近や学校の敷地内などでも目撃例が相次いでいる。「窓を開けたら目の前にクマがいた」という証言もあり、多くの住民が「クマは山の中だけではなく、日常の隣にいる」と意識を新たにして行動することが大事だ。 民家の玄関前に現れたクマの写真=下段=は、大船渡市猪川町富岡の紀室綾子さん提供の映像から。自宅に設 ...
猛暑と少雨の日が続く気仙地方で、コメ農家が水稲への水不足の影響を懸念している。この時期から入る出穂期とその後の開花期は、水稲の生育で特に水が必要な期間というが、生産者は「雨の日が全くなく、今後も水が足りなくなるのでは」と不安を募らせている。高温を要因とする病害虫の対策も必要で、気をもむ夏となりそうだ。(高橋 信) ...
大船渡市三陸町越喜来の越喜来小学校(鹿糠康校長、児童64人)で26日、遊具利用のタイヤにペンキを塗り直す作業が行われた。22本のうち4本は、東日本大震災当時、越喜来にキャンパスがあった北里大学海洋生命科学部2年で、行方不明となった東京都出身の瀬尾佳苗さん(当時20)が使ってい ...
地域活性化を見据えた初の「大船渡マッスルフェスティバル」が26日、大船渡市大船渡町の体験・交流型飲食店「BBQ&BUFFET Happy」で開かれた。赤崎町出身のトレーナー・石橋涼さん(30)が企画。日頃トレーニングに励む地元内外の人々が集い… ...
気仙に〝お祭りシーズン〟の到来を告げる住田町夏まつり(実行委員会主催)は26日、世田米の農林会館前広場を主会場に開かれた。この日、同町は日中最高気温が35・0度(平年比7・1度高め)まで上がり、厳しい暑さに見舞われた。この中、郷土芸能やライブ、打ち上げ花火大会、町民手踊り ...
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