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ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀が26日、バチカンで行われました。葬儀には160を超える国・地域から外交団が参列し、集まった国家元首は約50人を数えたと伝えられます。
自由主義や歴史の進展とNATO東方拡大を重ねる冷戦後世代と、これをロシアの拡張主義を抑える戦略論から導きだしたキッシンジャー世代の間には、その目的意識に違いがある。後者は東欧の「力の空白」化を回避するためNATOを東方に拡大し、一方で旧ソ連圏諸国は「 ...
プーチン大統領の側近、ロシア直接投資基金(RDIF)のドミトリエフ総裁は、米国の名門大学で高等教育を受けた大富豪であり、トランプ政権との交渉に水面下で深く関与しているとみられる。ドミトリエフ氏自身は停戦に前向きとされるが、「影の外相」などと称される振 ...
沖縄戦の激戦地で、戦争によって廃校に追い込まれた旧制開南中学校の帽章が発掘された。当時13~17歳の同校の生徒には帰国子女も含まれ、「鉄血勤皇隊」などとして軍に配属されたものの、いまだに正確な動員数や戦死者数さえわからない「幻の学徒隊」だった。終戦か ...
旧制中学の帽章が見つかった場所は、日本軍が住民を追い出して使用した壕だった。そこに陣取った将兵らは全滅しており、帽章の持ち主である学徒が所属した部隊も判然としない。そんな中、同じ壕内で今度は小学生の氏名が刻まれた遺留品が見つかった。
メルツCDU党首の首相就任が確実視されるドイツの次期連立政権は、外にはトランプ政権、内にはAfDという難題を抱えている。ヨーロッパの安全保障に冷淡な米国に対する戦略的自律は、フランスの核による拡大抑止に懐疑的なドイツにとって現実の選択肢とするのは難し ...
トランプ大統領と政権キーパーソンから飛び出した1週間分の発言を、ストリート・インサイツ代表取締役・安田佐和子氏がマーケットへの影響を中心に詳細解説。▼ベッセント財務長官、ブレトンウッズ体制の再構築を宣言▼「対中包囲網で日米が同床異夢」も想定できる▼大 ...
「倭寇」を切り口に、東アジア600年の歴史の構造を読み解いた話題書『 倭寇とは何か:中華を揺さぶる「海賊」の正体 ...
昨年12月3日の非常戒厳で急落した保守派与党「国民の力」の支持率は、不思議なことにすぐさま回復した。直近でも両党の支持は拮抗している。逆ばねの背景には野党「共に民主党」李在明氏に対する保守層の拒否感情が大きいが、それは与党党内世論が過激に傾く危険と一 ...
徳岡さんはテト攻勢の過酷な戦場となったユエを取材したこともあるばかりか、1975年のサイゴン陥落の生々しい現場も目撃している。戦争の最前線に身を置いた徳岡さんの目に見えたのは、単純に北ベトナムとベトコン(南ベトナム解放民族戦線)が「善」で、南ベトナム ...
日本がミンダナオ平和構築への支援を本格化させた契機は、2001年の米国同時多発テロ事件だった。米国の「対テロ戦争」における第二戦線となることが危惧されたミンダナオの安定化に寄与した日本は、その信頼を土台にフィリピンとの協力を安全保障分野にも拡げてきた ...
東京大学の小泉悠准教授と内田州特任研究員が、トランプ政権下のアメリカの知日派が日本に何を期待しているかについて議論する。「先端研創発戦略研究オープンラボ(ROLES)」の動画配信「ROLESCast」第21回(2025年4月7日収録)。