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日本病院団体協議会で2025年度の議長に就いた望月泉氏(全国自治体病院協議会会長)は4月25日の記者会見で、2026年度診療報酬改定に向けて入院基本料引き上げなど5項目の要望書を福岡資麿厚生労働相宛てに提出したことを明らかにし、「医療費の伸びを高齢化の伸びの範囲内に抑制するのではなく、理由には医療の進歩、新技術の導入などがあるため、考えてほしいと思っている」と述べた。
しろくま : 2年間の臨床研修が終わったら家庭についても真剣に考えようと思っています。パートナーの転勤の都合と、自分の今後の中小病院や離島の診療所での専門研修や海外大学院への留学など、その都度話し合いながら、うまく家庭と両立していきたいと思っています。でも、どのあたりまで両立ができるのかはやってみないと分かりません。
2020年に埼玉県所沢市で開業した「ふく在宅クリニック」。院長の福本祐一先生は、開業後しばらくはいつも携帯電話を握りしめ、所沢市から離れられない日々が続いたそうです。クリニック運営が軌道にのるまでの道のりについて伺いました。
2025年春の医学部受験も終わり、春がやってきました。今年受験した方は「お疲れ様」ですが、今後受験を迎えるご本人やご家庭には、情報をしっかり集めて最良の受験ができるよう本サイトがお手伝いをしたい――。そこで医学部受験で定評がある河合塾の医進特化校舎、麹町校校舎長 神本優 氏に、医学部受験最新情報を伺いながら、今後の受験対策をリアルに教えていただきました!
人気急上昇、質問・コメント増えてます。どうもありがとうございます!――身近な先輩・上級医には聞きにくい質問に、医者芸人 井たくま先生がユーモアたっぷりに答えます。どうぞお楽しみください。
肺静脈隔離術の進歩によって心房細動の治療成績は大きく向上し、報告により多少異なりますが、発作性心房細動では7-9割、持続性では6-7割の成功率です。ただ、このあたりが肺静脈隔離のみの治療成績のプラトーだと考えられるようになってきました。その要因として、進行した心房細動においては基質も多く関与するのですが、基本的にはトリガー(起源)が重要な要素となります。肺静脈隔離術を行っても、他からも心房細動のト ...
文部科学省は4月23日の「今後の医学教育の在り方に関する検討会」(座長:永井良三・自治医科大学長)で、検討会の取りまとめに向けた議論の整理案を提示し「診療等も含めた大学病院の位置付けを明確にするとともに、それを踏まえた財政的な支援の在り方について検討していく」と明記した。次回以降の検討会で医療人材の養成、確保について整理し、取りまとめに向けて議論していく(資料は、文科省のホームページ)。
財務省の財政制度等審議会財政制度分科会(分科会長:十倉雅和・住友化学取締役相談役)は4月23日、「持続可能な社会保障制度の構築」をテーマに議論し、同省は医療法人の職種別給与・人数提出の義務化や「病院勤務医から開業医へのシフトを起こさないような診療報酬体系の見直し」など、医師偏在対策に関する診療報酬上の措置などを主張する資料を提出、委員からも経済的なディスインセンティブを含む偏在対策を求める意見など ...
超党派議連「高額療養費制度と社会保障を考える会」の総会が4月24日に開かれ、立教大学経済学部教授の安藤道人氏が講演し、高額療養費の自己負担上限額引き上げ案について「『次元の異なる少子化対策』の財源対策として高額療養費がターゲットになったと推測されるが、財源の帳尻合わせとして不適切だ」と問題視。現行の制度についても「現時点でも十分な役割を果たせていない」と指摘した。
「医者は仕事をしながら研究ができる」という言葉に、数学者への道から一転、山梨大学医学部へ。楽しい医学生生活を過ごしますが、臨床が始まるとまた苦悩が生まれ——地域や大学への思いを語り継いでいただく大学別リレー、山梨大学 横道洋司先生編の第2回は、山梨大学医学部の受験や入学後の学生生活、臨床研修でのご苦労などについて伺います。
日本医師会が運営する医療機関勤務環境評価センター(勤改センター)への評価受審申し込みが、制度開始前の2022、2023年度は計468件、2024年度は18件だったことが分かった。評価資料提出から結果通知までに要した期間は平均144.9日間で、最短は52日間、最長は428日間だった。日医常任理事の城守国斗氏が4月23日の定例記者会見で明らかにした(資料は、日本医師会ホームページ)。
日本と海外では、保険制度・治療方針や病院自体の造りにも違いがありますが、今回は女性医師が気付いた「ある違い」についてご紹介します。Doctors LIFESTYLEでは、株式会社KADOKAWAと提携して、「医師の日常をテーマにしたマンガコンテンツ」を企画。会員の皆様にエピソードを投稿いただき、マンガにしてお届けしています。