山中 おもな結果としては、二尖弁と三尖弁の長期成績にほとんど差はありませんでした。当初の仮説では、二尖弁は石灰化が強いことが多く、強い石灰化の中にカテーテル人工弁を挿入するため、valve performanceが三尖弁より悪いのではないか、あるいは、石灰化rapheなどの形態から小さいサイズの人工弁が使われる事があるため、特に患者・人工弁ミスマッチ（Prosthesis-Patient ...

医師として日々判断を迫られる中で、上級医からの指導や指示にどう向き合うべきか、誰もが一度は悩むテーマです。今回は、「上級医の指示・指導に従うべきか」について、医師の意識の変化をDoctors LIFESTYLEが調査。結果を、医師兼医療ライターの滝沢 篤志がご紹介します。年代別の意識の変化に、ぜひご注目ください。

医師のみなさまの夫婦仲や、離婚を考えたことの有無、その理由についてお聞きした前回。今回は、将来パートナーの介護が必要になった際についてどのようにお考えか、お聞きした結果をご紹介します。

国試前日は、緊張で眠れなかったという声もお聞きします。どこでも眠ることができるように、国試前にある対策も必要かもしれません――本連載では、現役医学生や医師の皆様からお寄せいただいた医学生時代の思い出のエピソードをKADOKAWAとのタイアップでお届けします。

訴訟のリスクをゼロにする方法はあるのか？考えられる対策は？――医師兼弁護士として活躍する浅川敬太先生に、日常診療で不安な法の解釈について伺う本シリーズ。第2弾は「訴訟リスク」がテーマです。聞き手は医師6年目の清川裕介先生、赤裸々な疑問をとことんぶつけていただきます！

m3.com Doctors LIFESTYLEでおこなった、医師の皆さまの「家族のコミュニケーションにまつわるお悩みアンケート」の回答結果をもとに、『子どもにキレちゃう夫をなんとかしたい！』の著者・水谷さるころさんが夫婦間や親子間で実践中のルールや、夫婦間、親子間の研究データをもとに漫画で解説。今回は引き続き医師のみなさまの「PTA」にまつわるアンケートをもとに、さるころさんの家庭の場合をご紹介 ...

今でこそ、産婦人科医としてそれなりに仕事ができるようになったと自負しておりますが、初期研修医の時は紆余曲折ありました。私の時代は、直接入局でしたので、卒業してすぐ、科を決めることが一般的でした。そして私は最初は産婦人科ではない科に入局したものの、体調を崩し２年弱で挫折、母校の産婦人科の教授に拾ってもらい、今があります。

――いつ頃から、どんな動機で本書の執筆をお考えになったのですか。 　私からではなく、周囲から執筆を持ちかけられたのがきっかけです。私は医師ながら、地元を中心に中小企業のオーナーとの付き合いが多く、専門とする認知症関係の講演だけでなく、政治家の講演会に呼ばれて、スピーチしたりする機会が結構あります。

7月の主役はめぐみちゃん！医体目前、好成績を目指して部活に精を出す日々ですが……あることに気づいちゃいました――初期研修医の姉・このみと、医学部3年に進級した妹・めぐみの成長を描く『医大生と研修医ですがなにか』、どうぞお楽しみください！

2025年の6月の日本の平均気温はこれまでの記録を大幅に上回り、7月以降も全国的に猛暑が予想されています。近年の猛暑で、熱中症による治療や入院に備える保険に申し込む人が増えているのだとか。注目の「熱中症保険」についてチェックしましょう。

2025年10月、ふるさと納税の“お得さ”を支えてきた「ポイント還元」がついに廃止されます。医師として多忙な日々を送る皆さまにとって、ふるさと納税は税負担の軽減・社会貢献・生活の質向上を同時に叶える貴重な制度。その“お得な恩恵”を最大限に活用できるのは、本年9月末までです。本記事では、制度改正の背景から、駆け込み納税のメリット、具体的な活用術まで、徹底解説します。

2003年5月に京都大学に復学すると、教授から「病棟医長」をするように指名された。病棟医長は入院・手術予定などの病棟業務を統括する大変重要な役割で、責任は非常に大きくなった。僕は37歳になっていたので、一般社会では十分な大人だったが、外科医としてはまだ経験不足で、先輩医師には手術や日常業務でずいぶん迷惑をかけてしまった気がする。病棟医長を1年少しやっていた2004年の秋に再度教授室に呼ばれ「東京の ...