ロイターは16日、米国がアジアに展開していた米海軍の空母「ニミッツ」を中東に向かわせるとともに中東情勢をにらみ多数の空中給油機を欧州に派遣したと報じた。

イスラエルとイランの攻撃の応酬は15日夜も続いています。ネタニヤフ首相は攻撃開始以来、初めてメディアのインタビューに答え、「イランの核計画はかなり後退した」と述べました。

イスラエルのネタニヤフ首相はインタビューの中で、イスラエルの攻撃がイランの体制転換につながる可能性があると述べました。 映像には現地時間16日午前4時ごろ、イスラエルのテルアビブの上空が映っていています。

ネタニヤフ氏はイスラム教シーア派の法学者による政教一致体制のイランを敵視し、同国の核開発問題の対話による解決にも反対してきた。今回の攻撃もトランプ米政権がイランと直接協議を進める中で起きた。

イスラエルのネタニヤフ首相がイランを相手に命運を賭けた中東戦争を開始した。 世界は過去数十年にわたる「イラン勢力 vs イスラエル・親西側アラブ諸国」という中東の対立構図において、イラン勢力が完全に崩壊するかどうかに注目している。 核プログラムの除去を名目に挑発に踏み切ったネタニヤフ首相は、最近フォックス・ニュースとのインタビューでイランの政権交代（レジームチェンジ）にまで言及している。 戦争強硬 ...

2025年6月13日の早朝未明（現地時間）、イスラエルはイランに対して軍事攻撃を実施した。作戦名は「ライジング・ライオン」（立ち上がるライオン）。この攻撃は、イラン・イラク戦争（1980～88年）以来、イランに対する最大の攻撃となった。

イスラエルとイランの戦闘をめぐり、トランプ大統領が、イラン最高指導者ハメネイ師の殺害を狙ったイスラエルの計画を阻止していたと、ロイター通信が15日に報じた。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は計画の有無について明言しなかったが、イランの体制転換の可能性 ...

イスラエル は13日未明、イランの核関連施設など複数の場所への直接攻撃を実行した。イランはかねてイスラエルの攻撃に対しては反撃すると明言しており、中東の緊張は一気に加速することは必至だ。イスラエルはなぜ今、攻撃に踏み切ったのか。

イスラエルのネタニヤフ首相は13日、ビデオ演説でイラン中部ナタンズのウラン濃縮施設や核科学者らを標的に攻撃を開始したことを表明した。ネタニヤフ氏は攻撃の目的について「イスラエルの存続を脅かすイランの脅威を後退させるためだ」と強調した。攻撃は核インフラ ...

ネタニヤフ政権内の超正統派政党は、超正統派の神学生の兵役免除を続けるべきだと主張し、免除撤廃を唱える議員らと対立していた。この問題は長年の争点だが、パレスチナ自治区ガザでの戦争が始まりイスラエル兵の死者が過去数十年で最多に上る中で議論が一層白熱してい ...

この兵役免除問題は、１年８カ月に及ぶガザ侵攻の負担が数万人の予備役にのしかかっていることもあり、イスラエルで激しい議論が交わされている。同国軍は兵力の増強が必要だと主張し、最高裁判所は超正統派の兵役免除は違法との判決を下した。

［テルアビブ／ドバイ／ワシントン　１６日　ロイター］ - ...