イスラエルとイランの相互攻撃が15日（現地時間）で3日目を迎え、衝突の収束の兆しは見えていない。 13日に始まったイスラエルの空爆の目的がイランの政権交代であるとの報道が出ている。

イスラエル軍が国営イラン放送（IRIB）の本部を空爆し、放送が一時中断された。報道機関を含む民間施設への攻撃は国際法で原則禁じられており、今回の攻撃には国際的な非難が相次いでいる。

イスラエルがイランの首脳部と核施設を狙った大規模な空襲をして以降、国内でネタニヤフ首相の支持が高まっているという報道があった。イランのミサイル報復攻撃でイスラエルでも死傷者が出るなど被害が発生しているが、「イランの核脅威の除去」を最優先課題とするネタ ...

【イスタンブール=渡辺夏奈】イスラエルのネタニヤフ首相は16日、イラン首都テヘランの制空権を掌握したと表明した。事実であれば、今後の戦闘はさらにイスラエル有利に進む可能性がある。イランはミサイルで反撃するものの発射装置の破壊が進んでおり、長くは持たな ...

世界屈指の観光地であり、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地が集まる旧市街の様子を確かめようと、16日昼に向かった。旧市街へと続く道を歩くと、人影はまばらだった。通常であれば巡礼者や観光客でにぎわう場所だが、この日は違った。門の前まで足を進めると、 ...

【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は１６日、同国のイラン最高指導者ハメネイ師の殺害計画を、トランプ米大統領が紛争拡大の懸念から反対したとする報道について、「（ハメネイ師殺害は）紛争を激化させない。終結させる」と述べた。米ＡＢＣニュースのインタビ ...

イスラエル国防軍は16日「テヘラン上空の制空権を完全に確立した」と、ネタニヤフ首相も「イスラエルはテヘランの空を支配している」「我々はテヘランに空の回廊を築いた」と述べ、イランも米国に核交渉における譲歩と引き換えに即時停戦を要請し、この戦争は最終局面 ...

一方イスラエル軍は、国営放送局が「軍事利用されていた」と主張。周辺住民への避難を促した上で攻撃したとした。同国のネタニヤフ首相は16日の記者会見で、イランの国営放送局について「国民から現実を隠蔽（いんぺい）する 全体主義 ...

ロイターは16日、米国がアジアに展開していた米海軍の空母「ニミッツ」を中東に向かわせるとともに中東情勢をにらみ多数の空中給油機を欧州に派遣したと報じた。

６月１６日、主要７カ国（Ｇ７）は遅くに声明を発表し、イスラエルへの支持を表明した上で、イランを中東の不安定要因だとして、中東地域の平和と安定を呼びかけた。写真はイスラエルのネタニヤフ首相、エルサレムで１１日撮影（２０２５年　ロイター/Ronen ...

2025年6月13日の早朝未明（現地時間）、イスラエルはイランに対して軍事攻撃を実施した。作戦名は「ライジング・ライオン」（立ち上がるライオン）。この攻撃は、イラン・イラク戦争（1980～88年）以来、イランに対する最大の攻撃となった。

イスラエルのネタニヤフ首相は13日、ビデオ演説でイラン中部ナタンズのウラン濃縮施設や核科学者らを標的に攻撃を開始したことを表明した。ネタニヤフ氏は攻撃の目的について「イスラエルの存続を脅かすイランの脅威を後退させるためだ」と強調した。攻撃は核インフラ ...