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ロメラは今や、金鉱の穴と掘っ立て小屋が無秩序に広がる混沌とした場所へと姿を変えた。大勢の人びとが村に移り住み、人口はわずか1年足らずで10倍近い1万2000人以上に激増した。
国境なき医師団(MSF)は、2021年6月24日に エチオピア のティグレ州中部で起きた、3人のMSFスタッフの残虐な殺害に関する 内部調査報告書 を発表した。
1歳の男の子と妊娠8カ月の母親が共に栄養失調に陥っている。ガザ北部の診療所にて=2025年6月4日 (C) Nour Alsaqqa/MSF ...
「国境なき医師団(MSF)」の緊急対応コーディネーターとして、2024年8月から6週間、人道医療援助に携わった萩原健さんが、ガザでの日々を初の著書『ガザ、戦下の人道医療援助』(ホーム社)につづった。至近距離での空爆が続く戦下での活動経験を通じて、「人 ...
国境なき医師団 (MSF)の看護師として、 シリア や 南スーダン といった紛争地を中心に19回の派遣を経験した白川優子さん(51)は、意外にも英語に苦手意識があったといいます。29歳で挑戦した留学でも挫折しかけたそうです。どのように乗り越え、過酷な現場を生き抜く語学力を身につけたのか。白川さん流の英語術を聞きました。
アメリカのトランプ大統領による米国際開発局(USAID)解体の方針が、人道援助の世界に激震をもたらしている。すでにいくつもの国でプロジェクトの停止や撤退が起きている。自国第一主義が台頭し、危機にある人道主義と多国間協調に、日本から何ができるのか。国境 ...
国境なき医師団(MSF)は、パレスチナ・ガザ地区で働く現地スタッフとその家族を対象に死亡率の調査を行った。その結果、2023年10月7日の紛争激化以降、特に子どもにおいて極めて高い死亡率が確認された。これはガザ保健省が発表する数値と一致する傾向だ。
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区の北部で1月、イスラエル軍による大規模な侵攻作戦「鉄の壁」が始まってから5カ月がたった。
国境なき医師団(MSF)は、スーダンの北ダルフール州で集団虐殺が進行していると警告する報告書を発表した。州都エル・ファシールの数十万人が襲撃の脅威にさらされており、さらなる流血の事態が懸念される。MSFは、紛争当事者に対し、特定の民族への攻撃を即時停 ...
内戦が続くアフリカ・スーダンの首都ハルツームで3~6月、国境なき医師団(MSF)のスタッフとして活動した大竹優子さん(44)が5日までに東京都で取材に応じた。現地の病院は戦闘で「ほとんどが破壊されて機能していない」と指摘した。
内戦が続くアフリカ・スーダンの首都ハルツームで3~6月、国境なき医師団(MSF)のスタッフとして活動した大竹優子さん(44)が5日までに東京都で取材に応じた。現地の病院は戦闘で「ほとんどが破壊されて機能していない」と指摘。住民の医療アクセスが極めて難 ...
大竹さんは、現地の治安状況が悪く「住民は容易に外出できない」と語った。発電所へのドローン攻撃の影響で水道システムが止まり、住民は汚れた水を使わざるを得ず「コレラがまん延している」とも話した。