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2025年も夏になれば、ドミトリー・ショスタコーヴィチは没後50周年。そして、J.S.バッハは没後275周年となる。歳月はめぐり社会は変容するが、人間感情の真実はそう変わらない。いや、変わる時代環境や様式のなかでなおも変わらない心を現前させるように、 ...
ラハフ・シャニがシェフを務めるロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演2日目。1曲目はモーツァルトの「フィガロの結婚」序曲。弦楽器は12型の編成、ヴァイオリンは対抗配置で、チェロ・バスは舞台下手側というセッティング。
いきなり、まったく力みなく、深いサウンドがオーケストラから引き出されて驚いた。最初の曲はオランダのワーヘナールによる序曲「シラノ・ド・ベルジュラック」。初めて聴く曲だったが、歯切れのよい音楽から、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの影響が強い濃密な ...
36歳の若さにして、ベルリン・フィルやウィーン・フィルへの客演の常連となっている実力派の若手指揮者、ラハフ・シャニが首席指揮者を務めるオランダの名門、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団を率いて来日。23日夜、ミューザ川崎シンフォニーホールで首都圏 ...
アンコールは自身の編曲によるフォレスター作曲「ワイルド・フィドラーズ・ラグ」、幅広いレパートリーを持つハーデリヒらしく楽しい食後酒のよう。彼のHPで楽譜も公開している。
アーク・ブラスは佐藤、福川、青木、次田をコアメンバーとして随時メンバーを加える方式を採る、在京のプロ・オーケストラのメンバーや国内外のコンクールの受賞者たちからなる金管楽器のドリーム・アンサンブル。そんな彼らが、新たにリリースしたディスク「ARK ...
先日、オーストリアの東チロル地方にあるリエンツという町で、マスタークラスの機会をいただき、レッスンをしてまいりました!
室内楽の祭典「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン」の最終日は「CMGフィナーレ2025」。2時間40分を超える盛り沢山のコンサートであった。
クラウス・マケラとパリ管弦楽団がシェフ4年目のシーズンの締め括(くく)りともなるアジア・ツアーに出た。名コンビの来日はパンデミックさなかの2022年10月以来だが、気鋭の指揮にもオーケストラとの関係にも変容と成熟がみてとれた。