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サハラ砂漠の南縁部、サヘルと呼ばれる地域では、アフリカ西部と中部の約20カ国に暮らす何百万人もの人々が、共通の生活様式を守っている。毎年、季節の変わり目に、太古から続く遊牧の旅に出るのだ。セネガルの西岸からスーダンの東岸に至るサヘルは、年々気温が上昇 ...
その姿を記録したのは、アマチュア写真家の五味孝一さんだ。五味さんがSNSに投稿したベニテングタケを食べるリスの写真を見た神戸大学理学部の末次健司教授は、「生態学的に非常に興味深い現象」と感じ、連絡をとった。
橋の材料がおもしろい。桁部分は輸入した錬鉄が使われたが、高欄などは寺院から献納された梵鐘(ぼんしょう)や伏鉦(ふせがね)といった仏具を鋳潰して造られたという。古いものから新しいものを生む。伝統と革新を上手に融合させてきた京都らしい逸話だ。
ぎょっとするような外見、衛生的とは思えない習性、突拍子もない行動など、時として好感を持たれにくい動物たちがいます。特集「嫌われがちな動物たち」では、そんな彼らの驚きの才能に迫ります。このほか、アフリカの遊牧民「フラ二」、700の言語が飛び交うニューヨ ...
米国ニューヨーク市の前身であるオランダの植民地ニューアムステルダムが建設されてから、400年がたった。当初は、ヨーロッパや先住民などの30ほどの言語が使われていたが、今ではその数は700を超え、世界の言語の1割以上を占める。この史上類を見ないほど言語 ...
ある肌寒い夕暮れ時のこと、ルーマニア中部のトランシルバニア地方にある教会の牧師館で、三人の男性がテーブルを囲んでいた。外にはアヒルがいて、ミツバチの巣箱があって、白い犬がほえている。薪(まき)ストーブで暖を取りながら、三人は茶をすすり、地元のコラチョ ...
2025年夏、その状況は一変した。芸術と自然科学が融合した展覧会を共同開催し、ナショナル・ギャラリーが厳選した数世紀前の画家による鳥、虫、珍しい生きものの絵画とともに、自然史博物館の膨大なコレクションから選ばれた本物の標本を展示することになったのだ。
巨匠の絵画と動物標本で自然史の誕生を振り返る展覧会が米ワシントン・ナショナル・ギャラリー(ナショナル・ギャラリー・オブ・アート、国立美術館)で開催されている。米国立自然史博物館との画期的なコラボだ。
7月の満月は「バックムーン」と呼ばれており、2025年は11日に見られる。この愛称は農業年鑑「Farmers’ ...
ロッククライミングが今インドで人気上昇中だ。ボルダリングからビッグウォールまでクライマーたちはインド各地で新しいルートの開発に余念がない。その1つがインド北部のラダック地方にあるスル渓谷。雪を頂いた峰々に囲まれたスル渓谷には花崗岩の大岩が無数にあり、 ...
セント・ジョンはファンディ湾に面した港町で、4日に1日は町全体が霧に包まれるという。ニュー・ブランズウィック州で2番目に人口が多く、電力、通信、製紙など産業が盛んな都市でありながら、今も古い町並みを残している。マクドナルドやティム・ホートンズといった ...
中国は、日本の1.8倍という面積を持つ米テキサス州よりも広い自然保護区域を制定し、米国を抜いて世界最大の国立公園システムを作る計画を進めている。中国初の国立公園ができたのは4年前で、米国初の149年も後だ。しかし、中国は2035年までに49カ所を整備 ...
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