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本研究では、「見えない靭帯の回復過程」を“見える化”するアプローチとして、初回の足関節捻挫患者101名を対象に、受傷から回復に至るまでの関節の安定性変化をエコー(超音波検査)を用いて経時的に追跡した。
ロコモは一般に高齢者の足腰の衰えととらえられることが多いが、今回の研究結果でメタボがロコモのリスク因子となることが明らかになった。研究グループはこのリスクを中年期の段階で早期に発見・介入するために、メタボとロコモの同時健診が必要としている。
有機物製品である網は分解されやすく、遺跡に残りにくいため、これまで縄文時代の網は愛媛県の船ヶ谷遺跡から発見された1例のみである。使用された撚糸の大きさや撚り方向、結び方などの構造もまったくわかっていない。
学校法人慈恵大学によると、2019年9月から2021年3月にデータベースに登録された2,772の症例のうち、心肺蘇生が行われなかった人の1カ月後の生存率は6.8%で、脳に重い後遺症を残さず回復できた割合は3.0%にとどまった。
少子化の勢いが激しい。この春の大学進学では18歳人口が減らなかったので、大きな打撃を受けた大学は少なかったが、いまの高2生が受験する27年度の入学者選抜では少子化の影響を大きく受けるだろう。これは高校受験を経験した現高2生はよくわかっていることだ。こ ...
この制度は、日本学生支援機構の給付奨学金の修学支援新制度が拡充されたもので、多子世帯に属している学生等は所得制限なく授業料等減免を受けられるというもの。2023年12月に閣議決定された「こども未来戦略」に多子世帯の大学等の授業料等無償化が盛り込まれ、 ...
東京都では、東京に集積されている知を都政の喫緊の課題解決や東京の未来の創出に資する政策立案へと活用するため、都内大学研究者から研究成果・研究課題を踏まえた事業提案を募集し、連携・協働して事業を創出する「大学研究者による事業提案制度(大学提案)」を実施 ...
上智大学文学部の坂野正則教授らは火災から復興中のフランス・パリのノートル=ダム大聖堂で小屋組や鐘楼の現地調査をした。日本の大学が大聖堂復興の学術調査をするのは初めてで、修復責任者に単独インタビューを行い、文化財保護や宗教的文化財の価値継承に関する知見 ...
熊本県立大学は2026年度から文学部英語英米文学科をグローバル・スタディーズ学科に改組する方針を決めた。高度な英語能力だけでなく、グローバル化が進む社会で多様な価値観や文化を持つさまざまな人たちと協働し、よりよい社会を実現できる能力を養う。
研究グループは、行動活性化、認知再構成、問題解決、アサーション、睡眠行動療法の5つのCBTスキルを自学自習できるスマホアプリ「レジトレ!®」を開発し、参加者に単独のスキルおよびその組み合わせによる6週間の介入と抑うつ症状スコア(PHQ-9)の変化に基 ...
明星大学は、多摩地区に本社を置く企業の社長の出身大学別ランキングで、全大学中3位(2023年10月株式会社帝国データバンク集計)になるなど、地域に経営者を数多く輩出している。「多摩に根差し、地域に貢献する大学」を目指すとのビジョンの下、これまでも経営 ...
日本大学によると、骨の博物館は1974年に設置された標本模型委員会が旧農学部、旧東京獣医畜産大学所有の標本を集めたのが始まり。1978年に湘南キャンパスの校舎に資料室を開設した。その後、1990年に神奈川県教委から博物館相当施設の指定を受け、資料館と ...