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全国医学部長病院長会議(AJMC)は4月25日の定例記者会見で、大学病院の経営に関する調査結果(速報版)の概要を公表、2024年度診療報酬改定で新設されたベースアップ評価料等の算定により、大学病院は1施設当たり3.1億円の増収となった一方で、賃上げに伴う人件費増は5.4億円に上り、差し引き約2.3億円の独自負担が発生していることが明らかになった。さらに2025年度には、追加で約1.5億円の負担増 ...
日本病院団体協議会で2025年度の議長に就いた望月泉氏(全国自治体病院協議会会長)は4月25日の記者会見で、2026年度診療報酬改定に向けて入院基本料引き上げなど5項目の要望書を福岡資麿厚生労働相宛てに提出したことを明らかにし、「医療費の伸びを高齢化の伸びの範囲内に抑制するのではなく、理由には医療の進歩、新技術の導入などがあるため、考えてほしいと思っている」と述べた。
肺静脈隔離術の進歩によって心房細動の治療成績は大きく向上し、報告により多少異なりますが、発作性心房細動では7-9割、持続性では6-7割の成功率です。ただ、このあたりが肺静脈隔離のみの治療成績のプラトーだと考えられるようになってきました。その要因として、進行した心房細動においては基質も多く関与するのですが、基本的にはトリガー(起源)が重要な要素となります。肺静脈隔離術を行っても、他からも心房細動のト ...
人気急上昇、質問・コメント増えてます。どうもありがとうございます!――身近な先輩・上級医には聞きにくい質問に、医者芸人 井たくま先生がユーモアたっぷりに答えます。どうぞお楽しみください。
2020年に埼玉県所沢市で開業した「ふく在宅クリニック」。院長の福本祐一先生は、開業後しばらくはいつも携帯電話を握りしめ、所沢市から離れられない日々が続いたそうです。クリニック運営が軌道にのるまでの道のりについて伺いました。
当時、感染症の大きなトピックだったエイズ治療に注力したいと考え、九州大学の第三内科に入局した高山先生。やがてある転機が訪れます。九州を離れ、長野県の佐久総合病院への赴任。「大学医療」から地域医療への転換でした。各大学の卒業生をインタビューでつなぐ本企画、山口大学リレー・高山義浩先生の第3回は、感染症医療で存在感を増していった若手医師時代のお話です。
しろくま : 2年間の臨床研修が終わったら家庭についても真剣に考えようと思っています。パートナーの転勤の都合と、自分の今後の中小病院や離島の診療所での専門研修や海外大学院への留学など、その都度話し合いながら、うまく家庭と両立していきたいと思っています。でも、どのあたりまで両立ができるのかはやってみないと分かりません。
文部科学省は4月23日の「今後の医学教育の在り方に関する検討会」(座長:永井良三・自治医科大学長)で、検討会の取りまとめに向けた議論の整理案を提示し「診療等も含めた大学病院の位置付けを明確にするとともに、それを踏まえた財政的な支援の在り方について検討していく」と明記した。次回以降の検討会で医療人材の養成、確保について整理し、取りまとめに向けて議論していく(資料は、文科省のホームページ)。